TL;DR

Oasis Story ホテルPMS事業部門の買収および、タイのホテルテック企業への戦略的投資

ONDA、宿泊PMS全領域のポートフォリオを完成…民泊からプレミアムホテル級PMSまで

- ONDA、Oasis Story ホテルPMS事業部門買収およびタイのホテルテック企業へ戦略的投資

- 超小規模(ブティック)・中小規模ホテルから大規模&カスタマイズ対応PMSまで、全領域にわたるポートフォリオ完成

- グローバルホテルDX市場で、技術力をもって真っ向勝負

(プレスリリース=2023年6月8日/木) ホスピタリティ・テクノロジー企業のONDAが、B2Bソリューション開発会社のホテルPMS事業部門を買収した。さらにタイのホテルテック企業への戦略的投資も実行し、総合ホテルPMS企業へと飛躍した。

これにより、ONDAは韓国市場だけでなく東南アジア、中東・北アフリカ、ヨーロッパなど海外展開にも拍車をかける。

ONDAは企業向けソリューション開発会社Oasis Storyのホテル運営・客室管理システム(PMS)事業部門を買収し、OaTecを設立。あわせてタイのホテルPMSソリューション企業Hoteliers.Guruへ戦略的投資を実施したと8日発表した。

今回の買収および戦略的投資により、ONDAは▲Pension Plus:ペンション、韓国型中小規模宿泊施設 ▲Hoteliers.Guru:民泊およびバケーションレンタル、小規模ホテル ▲オアPMS:モーテル、300室未満の中小規模ホテルおよび生活型宿泊施設 ▲DIVE:大規模ホテル&リゾート向けカスタマイズ可能なPMSなど、全領域を網羅するPMSラインアップを構築し、PMS事業ポートフォリオを完成させた。

これらのホテルPMS製品は、単なる客室管理機能にとどまらず、ONDAの収益化ソリューションHotel Plusと連携することで、従来のPMSでは期待できなかった革新的なオンライン客室販売(Distribution Automation)を提供する。これによりホテルの客室管理と売上向上、予約業務効率の最大化に大きく貢献するとONDAは説明している。

オアPMS、DIVEなどは、6月14日からCOEXで開催される「2023 Korea Hotel Show」でデモンストレーションされる予定だ。

一方、今回ホテル事業部門を買収されたOasis Storyは、ERP、POS、ホテルPMSなどITソリューション開発専門企業として1998年に設立された。ONDAはそのうちホテルPMS事業部門を買収し、中小規模ホテルソリューション子会社OaTec(OAtech)を今年初めに設立した。現在、OaTecのオアPMSと無人運営ソリューションは、150施設以上の中小規模ホテルおよび生活型宿泊施設で成功裏に運営されている。

Hoteliers.Guruは2013年に設立されたタイのホテルソリューション企業だ。東南アジア地域のローカルブティックホテルおよびインディペンデントホテル約700軒にソリューションを提供し、東南アジア市場で信頼を築いてきた。両社は昨年、ONDA HUBを通じてパートナーホテル・リゾートを韓国の主要オンライン販売チャネルに供給する契約を締結した。

これを機に両社はより高度なパートナーシップの協議を開始し、今回の投資によってグローバルホテルDX市場の戦略的パートナーとして共に歩むこととなった。

ONDA オ・ヒョンソク代表は「今や大半のホテルが、運営管理からオンライン客室販売、収益最大化マネジメントなど、ホテルデジタル経営全般をONDAと共にできるようになった」とし、「今後もホテルとホテリエのためのデジタルトランスフォーメーション技術の開発に投資を惜しまない」と述べた。

ONDAは、韓国のオンライン客室取引市場の約60〜70%をカバーするホスピタリティ・テック&データ企業だ。国内初のAirbnb優秀パートナー、Googleホテル国内初パートナーに選定されるなど、グローバルビッグテック企業と強固な提携関係を構築してきた。

米国の旅行専門リサーチ企業Skift(スキフト)が選定した「グローバルPMSベンダー」にも、韓国企業として初めて34位にランクインするなど、グローバルホテルテック市場の先駆者として飛躍している。昨年、中小企業庁選定ベビーユニコーン事業に選ばれ、フィナンシャル・タイムズ(FT)が発表した「アジア太平洋高成長企業」には2022〜2023年と2年連続で選定された。