ソウルから江原道へ。24件の物件を1年7ヶ月探し続けた夫婦が、ソクチョ市外バスターミナル前に開いたゲストハウス。女性客が多く訪れる理由は、階ごとに色を変えたインテリアと四季で表情を変える空間づくりにある。

宿タイプ: ゲストハウス
住所: 江原道ソクチョ市ジャンアン路5
客室タイプ: ドミトリー、ツインルーム、ダブルルーム、トリプルルーム
付帯施設: 共有スペース、カフェ、共有キッチン、駐車場
周辺観光地: 中央市場、ヨンナン湖、アバイ村、ドンミョン港、ドゥンデヘ海水浴場

Q こんにちは。自己紹介と宿の紹介をお願いします。
こんにちは。ソクチョの市外バスターミナル前で赤い灯台ゲストハウスを運営しているホストです。2017年6月23日にオープンしたのですが、お客様は幅広い層にわたりますが、外国人を含めた国内の若い女性のお客様が多くいらっしゃいます。女性のお友達同士で2人か3人で来られることが多いですね。
最近は予約問い合わせの電話でパーティーについてよく聞かれますが、パーティーは特に開催していません。パーティー系ゲストハウスというよりは、旅行者がゆっくり休めるゲストハウスにしたかったんです。だからアクセスしやすいソクチョ市外バスターミナルの前に場所を構えて、便利な設備から朝食、客室まで旅行者の方々のために気を配りました。
Q 最近ソクチョもゲストハウスがたくさん増えています。競争が激しくなるかもしれませんが、ソクチョを選んだ理由は?
競争が激しくなることは予見していました。2015年からソクチョでホステルを運営しようと準備していて、方向転換してゲストハウスをやることにして、私たち夫婦は地道に準備を進めていました。その時点で、これからソクチョにはゲストハウスがたくさんできるだろうと予想していたんです。個人的には、今後しばらくはソクチョにホステルとゲストハウスがさらに増えると思います。
ソクチョに来る前は、ソウルのカンナムで子どもの頃から結婚してまで地元民として暮らしていました。ソクチョを選んだ理由は、妻の故郷がソクチョなんです。だから妻はソクチョの地理を本当によく知っていて、場所さえうまく選べばうまくいくという確信がありました。そして今の場所に決めるために1年7ヶ月という長い時間、物件を待ち続けました。1年7ヶ月の間に24件以上の物件を見て回った末に、今の赤い灯台ゲストハウスの建物を見て「これだ!」とすぐに契約しに行って、オープンまで漕ぎ着けました。



Q 周辺にゲストハウスが集中していますが、赤い灯台ゲストハウスだけの差別化ポイントは何ですか?
インテリアは妻が担当しているのですが、ゲストハウスの初期リモデリングの時から「ゲストの目を楽しませよう」というスローガンを掲げていました。具体的にすべて説明すると長くなるので一部だけお話しすると、各階の客室廊下の色を統一せず、階ごとに変えているんです。その理由は、2階に泊まったゲストが再訪問して3階に泊まったときに、初めて来たような新鮮な感覚を持ってもらうためです。
妻は昔からインテリアに関心が高くて、結婚生活中も四季ごとに家の雰囲気を変えるくらい勤勉でした。ゲストハウスでも同様に、妻がインテリアに気を配っていて、小物も一度配置したらそのままではなく、少しずつ変化をつけています。特にうちのゲストハウスには女性のお客様が多くいらっしゃるので、女性が好む雰囲気を整えています。可愛くて素敵だとよく言われます。だから差別化ポイントとしては、他のゲストハウスより女性ゲストが好む要素が多いという点ですね。
Q ゲストハウス運営で一番大変なことと、やりがいを感じる瞬間はいつですか?
一番大変なことは、これまで経験した実例を2つほどお話しすると、うちのゲストハウスは旅行者のためのゲストハウスなのに、たまに稀なケースですが旅行には関心のない方が来られることがあります。女性ゲストと交流することに関心の高い男性の方が来て、共有スペースでボードゲームやお酒を飲んでいるうちに、別のテーブルにいる女性に「一杯どうですか」と近づいて、女性ゲストと外に出て行くケースがあります。そしてゲストハウスの門限を過ぎて深夜遅くに酔っ払って帰ってきて、他のゲストに迷惑をかける場合があります。また別のケースでは、女性ゲストの方が早い時間に外出して門限を過ぎて深夜遅くに戻ってくるだけでなく、観光地で出会った別の男性を連れてくることもありました。こういう方々はゲストハウスの利用ルールがあっても守らない方々です。こういう方が来ると、宿に入る前は私も眠れずに待機していなければなりません。なぜなら酔って騒ぐ場合もあるし、先ほど言ったように他の男性をこっそり連れてくる場合もあるからです。こういうことが起きるたびに毅然と対処していますが、それでも大変です。
やりがいを感じる瞬間は、旅行者のためのゲストハウスのコンセプトに合うように、時間を有効に使って観光地を一つでも多く見ようと忙しく回った後、食べ物を買って帰ってきて仲間と笑いながら美味しい食事をしたり、楽しくボードゲームをしている姿を見る時です。人生の戦場から少しでも離れてストレス解消をしている姿を見ると、そばで見ている私も幸せになって、ゲストハウスを運営する意義を感じます。

Q オープン後、宿のプロモーションはどのように進めましたか?
2017年6月23日にオープンしたのですが、2016年11月初旬からブログを始めて、Facebook、Instagram、Modu(ネイバー)ホームページを一つずつ作りながら投稿を増やしていきました。だからオープン時には、ブログ、Facebook、Instagram、Moduホームページにある程度ゲストハウスを紹介する内容が溜まっていて、自然にプロモーションできました。ソウルからソクチョに引っ越す前に、うちのゲストハウス周辺の観光地が入った地図はがきを制作して、名刺と一緒に入れて、妻がカンナム一帯で通りすがりの市民にはがきを配ってプロモーションしました。実際にその時はがきを受け取った方がオープン初期にいらっしゃったこともありました。
オープン後はONDAリアルタイム予約窓口をブログとModuホームページに設置して、リアルタイム予約窓口と電話のみで予約を受けました。国内外のオンライン予約サイトには掲載しませんでした。それでも私の考えでは、繁忙期シーズンだったこともありますが、新規ゲストハウスとしてはリアルタイム予約窓口や電話でかなり予約が入ったと思います。海外オンラインエージェンシーにも掲載する予定でしたが、夏の繁忙期が近づいていたので後回しにして、夏の繁忙期後に再度掲載予定でしたが、すぐに10月の連休繁忙期が来てまた後回しになりました。そんな中、ONDAがGDS予約代行システムを提供するということで、GDSを通じて現在はネイバーだけに掲載されている状態です。今後ONDA GDSで海外オンラインエージェンシーとも契約を結ぶ予定だと聞いているので、契約が成立したら海外オンラインエージェンシーも利用する計画です。
Q レビュー管理をしっかりされていますね。コメントもしっかり返されていますが、こうして熱心にレビュー管理をされる理由は何ですか?
レビュー管理は当然のことではないでしょうか?お客様の良い評価でも悪い評価でも、ホストが丁寧な返信をするべきだと思います。あるゲストハウスでは、レビューに一字一句同じ返信だけが並んでいるのを見ました。同じ返信だけを書くより、いつも似たようなレビューでも少し変えて返信を書くのが良いと思います。例えば、レビューを残してくれたお客様が宿泊中にホストとお客様だけが知る内容を加えれば、返信を受け取るお客様も少し親近感を感じられると思います。



Q ゲストハウス運営の魅力は何だと思いますか? そしてどんな方がゲストハウスを運営するのに向いているでしょうか?
ゲストハウスを運営している方なら共感されると思いますが、国内外のさまざまな職業を持つ多様な人々に出会って、彼らとさまざまなテーマで話ができることが魅力の一つだと思います。私がゲストの方に時には役に立つこともあるし、助けを受けることもあります。もちろん積極的なゲストの方に限ってですが。そしてゲストハウス運営に向いている方は、パソコンとSNS活用能力に優れている方や、外国語が堪能な方だととても有利だと思います。外国語の中でも英語が得意なら有利です。大抵の外国人のお客様が来られると、英語圏の国でなくても英語で質問されます。あとはおっちょこちょいな性格よりは几帳面な性格の方がゲストハウス運営にとても役立つと思います。
Q 宿泊施設の開業を準備している方が絶対にしない方が良いことがあるとしたら何ですか?
焦る気持ちでゲストハウスの立地を観光地とのアクセスが良くない場所にする方がいます。そういう場所は地価や物件が安く出てくるでしょうが、ゲストの立場からは移動が不便な場所なので利用するのをためらうのが事実です。
初期の頃、ゲストハウスがあまり増えていなかった時は、そんな場所に構えてもゲストが訪ねてくることが多かったですが、今は特別に行く理由がなければ、観光地周辺にゲストハウスがたくさんあるのにわざわざ遠くまで訪ねていくことはないと思います。ゲストハウスをオープンできる場所に物件がないからといって、焦って急いでどこでもいいと決めないでほしいです。

Q 最近ONDA GDS(空室販売代行)を始められましたね。GDSを使ってみていかがですか?
ONDA予約管理システムを使っていて、最近はGDSも一緒に利用しているのですが、GDSは本当に満足していて、確実に予約率がGDS利用前より増えました。うちのゲストハウスの場合、まずネイバーだけ使っているのですが、私もネイバーペイでオンラインショッピングしたことが多いので、ネイバーペイの利便性をよく知っていて、宿泊予約をされる方もそういった点でネイバーペイ予約を好まれるようです。複雑な手続きなく予約も簡単にできて、キャンセルも簡単にできますから。
ONDA GDSの強みは、ホストの最大の悩みになりうる空室率を下げてくれることです。私もブログやホームページのリアルタイム予約窓口で予約を受けていますし、電話でも予約を受けていますが、予約率を上げるには限界があります。その限界を越えるのにGDSがとても役立っていると思います。海外オンラインエージェンシーとも早く契約が成立して、海外予約サイトでもONDA GDSを通じて予約を受けたいです。
さらに付け加えると、ゲストハウス内ではPCで予約管理をして、外出先ではスマホに入っているONDAアプリを使って予約管理をしているのですが、本当に便利で良いと思います。オープンする時に一番心配だったのが客室予約管理をどうするかが大きな悩みだったのですが、ONDAのおかげで宿をオープンしてから今まで本当に便利に使っていて、感謝の言葉を伝えたいですね。



Q 最後に、うちの宿の近くの見どころやおすすめの飲食店を教えてください!
うちのゲストハウスから歩いて5分の距離にソクチョン湖の2倍ほどのヨンナン湖があります。春には湖全体に桜が満開になって壮観を成します。湖を一周歩いて回ったり、自転車を使って一周するのをおすすめします。ゲストハウスから歩いて10分の距離にあるドンミョン港の近くには、日の出で有名なヨングムジョン、灯台展望台、赤い灯台があって、観光客がたくさん訪れます。そしてソクチョに来たら必ず立ち寄るという中央市場も歩いて10分の距離にあります。
おすすめの飲食店は、歩いて短くて1分、長くて15分以内に有名なところがたくさんあります。カルグクス(韓国風うどん)で有名なジョンドゥン食堂、アワビ鍋で有名なアワビ鍋チョントンリョン、ボンポメグリチプのムルフェ(刺身の冷製スープ)、タラ鍋で有名なソクチョセンデグ、魚の蒸し物で有名なイモネチプ、焼き魚で有名な88センソングイなど、本当に多様です。