TL;DR

京畿道の大阜島で68坪独棟ペンションを運営する代表へのインタビュー。「庭を潰してフットサル場にすれば稼げる」が周辺トレンドの中、天然芝と季節の花を自ら管理し続ける理由とは。

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宿泊施設タイプ: 独棟ペンション

住所: 京畿道安山市檀園区チャムサリ1ギル4

客室タイプ: メゾネット独棟

付帯設備: プール、カラオケ、バーベキュー場、トランポリン、屋外ブランコ、ゲーム機

周辺観光地: ソンガム島、海釣り場、シファナレ休憩所、大阜島ヘソルギル、ベルアデル乗馬場、タンド、ヌエ島 等

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Q こんにちは。まずは自己紹介と施設のご紹介をお願いします。

こんにちは、大阜島ポラリス ペンションを運営しているクォン・オギョンと申します。ペンション運営を始めたのは2014年11月。当初は「施設をきれいに整えれば、ゲストが来て泊まり、出発後に掃除するだけ。ストレスなく運営できるだろう」と単純に考えて始めたんです。でも気づけば宿泊業5年目。現実の厳しさを思い知らされていますね。(笑)

大阜島ポラリス ペンションは68坪(約224㎡)のメゾネット独棟ペンション。定員は15名ですが、最大5名まで追加可能なので、家族や団体客に最適です。1階はカラオケルーム含む2部屋、2階に2部屋で計4室。トイレもカラオケ内、1階、2階にそれぞれあるので、混雑しません。

付帯設備はカラオケ、ゲーム機、屋外プール、トランポリン、バーベキュー場を完備。特にウチは、キッチンから直接バーベキュー場に出られる動線で、移動がとても便利。これが人気の理由のひとつだと思います。それと、敷地前の庭は天然芝で、春から秋まで花が咲き続けるよう、造園にもかなり気を配っています。

Q ペンション入口の広い庭、本当にきれいですね。天然芝とのことですが、管理は大変ではないですか?

実は、ペンション運営で一番大変だったのが庭の管理でした。でも管理歴4年を超えた今では、芝刈りの達人になりました。(笑) もちろん専門業者に頼むこともできますが、自分の施設だと、他人の手が入った結果に100%満足できないんです。だから屋外の芝は基本的に自分で管理し、小さな木の剪定まで全部自分でやってます。今も外を見ると、松の葉が茂りすぎて、枝に石をぶら下げて矯正してるんですよ。慣れてくると、いろいろ楽しくなってきました。

ポラリス ペンションの庭は季節ごとに多彩な花が咲きます。今は冬で見られませんが、春の芝桜から始まってチューリップ、それが散るとツツジが咲きます。ツツジが落ちたら百合が咲き、これもまた美しい。元々白い百合しかなかったところに、私が他の色の百合も植えたんです。以前は庭が放置気味でしたが、私が今年、冬以外の春から晩秋まで花が途切れないようストーリーを組んで一生懸命管理したおかげで、来年はもっときれいになると思います。

おかげで、大阜島ポラリス ペンション周辺は写真スポットになってしまいました。宿泊客でない方も通りがかりに発見して、写真を撮っていく、いわば「フォトゾーン」です。(笑)

大阜島周辺の多くのペンションは団体客がターゲットで、最近は庭を潰してフットサル場を作るのがトレンドです。でも個人的に、この変化は都市では味わえない、ここだけの自然の良さを失わせると感じています。だから収益性を追うより、庭を最大限活かすために天然芝にこだわっています。ポラリスの庭を美しく保つこと——それが私たちだけの魅力だと思います。(笑)

スクリーンショット 2019-12-16 午前 10.57.12
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Q テレビドラマのロケ地にもなったポラリス ペンション。パステルカラーの外観とエキゾチックな雰囲気が印象的です!

最初にポラリス ペンションがドラマに登場したときは、私が運営者になる前でした。でも私が引き継いだとき、昔のまま運営しようとしたら、年月を経て建物も古くなり、団体ペンションとして多くの人が出入りする分、手を入れる箇所がたくさんありました。周辺のペンションを見ても、新築は全然違う。だから私たちも心機一転、トレンドを押さえながら少しずつ変えていきました。

例えば、以前は2階の壁がペンキだけで冷たい印象だったのを、今回壁紙で覆って温かみのある雰囲気に。小物や家具、寝具類も定期的に交換しています。こうやって細かくリニューアルしているんですが、古い建物なのであまり変化が目立たなくて残念です。(涙) 建て替えも考えましたが、最近増えている新築ペンションのようにモダンな雰囲気にすると周囲と似てしまい、私たちだけの魅力が薄れてしまうじゃないですか。だからポラリスは、新築とは違う私たちならではのスタイルの魅力を失いたくなくて、建て替えや新築工事は保留中です。とはいえ大阜島は宿泊産業・ペンション市場の比重が大きい地域なので、政府や自治体レベルで私たちのような木造住宅に、塗装や造園の支援をしてくれたらいいなと時々思います。

Q 広々としたカラオケをはじめ、多彩な付帯設備をお持ちですね! 設備が多いと、手間も増えるのでは?

さっきお話ししたように、大阜島ポラリス ペンションは1階のカラオケをはじめ、バーベキュー場、屋外プール、トランポリン、子供用自動車、ゲーム機など多様な付帯設備を持っています。でも設備が多いからといって、私がやるべきことが特別多いわけではないんです。(笑)

もちろん大変なことがないといえば嘘ですね。ご来館のお客様は通常、複数ある付帯設備の中でも広々としたカラオケを一番気に入られます。カラオケの人気が高い分、多くの方が利用するので、たまにモニターが破損したり、ワイヤレスマイクを投げて故障したりすることもありました。頻繁に起きるわけではありませんが、団体ペンションという性質上、備品が壊れることは避けられない現実です。

それ以外では、干潟体験や周辺観光地、ペンション到着前に立ち寄るといいマートなど、見慣れない地域に来られたお客様のために簡単にご案内しています。私たちの設備にない部分を事前にお知らせするわけです。船釣りに来られる方は、釣り好きすぎて私より詳しい専門家ばかりなので(笑)、ご自身で予約済みのことが多いです。だから私は施設近くに常駐し、お客様に注意事項や関連情報を素早くお伝えし、必要なことがあるときだけ施設を行き来しています。団体ペンションでも、できるだけプライベートに滞在できるよう心がけています。

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Q ポラリスはキッズペンションではないのに、お子様連れのお客様のために特別なイベントを開催されていると伺いました。

そうなんです。キッズペンションではありませんが、収容人数が15名以上なので、子連れのお母さんたちから家族、同窓会やサークル、会社のワークショップなど、多様な団体がいらっしゃいます。客層は本当に幅広いですが、周辺ペンションが人工芝を敷いてサッカー場を作る流れなので、私も来館されたお客様にご意見を伺ったんです。そうしたら皆さん、天然芝を無くさないでほしいとおっしゃって。それで、どうすれば今の芝を維持しながら他と違うウチだけの特徴を出せるか考えました。

都会で暮らしていると、子供たちが外で思いっきり遊ぶ機会がないじゃないですか。だからウチのペンションでは、子供たちが芝生を自由に駆け回れる。それをお母さんたちが喜ぶだろうと考え、芝生で遊べるよう乗用玩具を用意し、きれいなペンションを背景に写真を撮って思い出を残せるよう、韓服(チマチョゴリ)とドレスを用意するようになりました。客室を予約されたら事前に連絡して、お子様連れかを確認し、お子様同伴のお客様には乗用玩具、韓服、ドレスのレンタルをご用意しています。まだ有名なほど多くの方に利用されてはいませんが、体験された方は皆さん良い反応を示してくださいます。

Q 施設のすぐ前に干潟があるので、トイレなどの清掃が難しそうですが、特に気を配っている点はありますか?

今は思ったほど干潟体験の需要は多くありませんが、以前はテレビなどメディアの影響で干潟体験をする方が多かったです。実は干潟に水道があるので、そこで一次的に洗ってから施設に来るようご案内しているのですが、それでも室内で洗う方がたまにいらっしゃいました。でももし外で先に洗わず、室内のトイレで泥を全部洗い流すと、排水溝に干潟の泥が吸着して100%詰まり、水が流れなくなるんです。干潟による排水溝詰まりは私たちの手に負えないので、必ず設備業者に来てもらって詰まりを解消してもらわなければなりません。庭にも水道があるので、できれば干潟体験後は干潟の水道か庭の水道で一次的に洗ってから来ていただきたい、というのが願いです。(笑)

こうした排水溝詰まりのため、干潟による室内トイレ清掃が一番気を使う部分で、ごくまれですが、体験後に施設に入る際、お客様が泥のついた手で壁やタオルを触られることがあります。幸い壁は水拭きすれば消えるので大丈夫ですが、ウチのタオルが白いので、泥が一度付くと使えなくなってしまったことも多かったです。

それ以外の分別ゴミ出しや食器洗いなどは、団体ペンションなので事前に処理をお願いしています。なぜなら、ペンションは家を貸す概念なので、お客様が散らかした分を片付け、後始末するところまで業主が担うものではないと考えているからです。だから基本的な整理はお願いするとSMSで事前にご案内し、通常いらっしゃる方も基本的な分別や後片付けはしっかりして帰られます。

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Q オンライン上で口コミがとても良いですが、オーナー様はどのように施設を運営してこられたのですか?

以前利用していた予約代行会社があったのですが、諸事情で今年の夏にそこを抜け、思いがけず一人で手探りで始めることになりました。事前にしっかり計画を立てて出たわけではなかったので、私が一から十まで考えて管理すべきことがあまりにも多かったんです。だから2ヶ月間は本当に怖かったし、今もまだその過程の中にいると思っています。そんな中ONDAのマネージャーに出会い、他の業者とも接触しながら、施設の予約・運営・PR・管理に関する多くの要素を学び、あれこれ勉強もし、以前は試したことのなかった広告も進めることができました。ちょうど夏のハイシーズンで時期も良く、先に施設をうまく運営されている周囲の方にアドバイスをもらい、新しいことをたくさん試しました。こうした試みが自分に合うかもしれないし、合わないかもしれないと思いながら、今も試行錯誤の最中です。

その中で最も大切にしているのは、お客様が私たちのペンションに来られたとき、できる限り不便がないようにすること。不便さはお客様の不満につながり、クレームになりますから。ウチのペンションは古いので、電気が落ちる、ボイラーが故障する、お湯が出ないなど、設備面を最も気にかけています。特に、深夜ボイラーを使っているので、お湯がそこに蓄積されるんです。だから人数が多いとお湯を使っているうちに突然不足することがあるので、既存の給湯タンク以外に予備の給湯タンクをもう一つ用意しました。また団体のお客様の場合、冷蔵庫1台では食品保管に不便を感じるかと思い、バーベキュー場にもキムチ冷蔵庫を置いて、お酒などを気軽に入れて利用できるようにしました。

こんな風に、周囲やお客様からフィードバックをたくさんいただきながら、お客様のペンション利用に極力問題がないよう改善点を少しずつ反映してきましたし、今も継続的に改善しています。以前はお湯が出なければ返金したり、夏に電気を使いすぎて急に電気がダウンし、氷水を買って持っていったり、本当に実戦でした。(涙)

Q ペンションタウンが形成され、無数のペンションが密集する大阜島! その中でポラリス ペンションだけの強みと、この地で施設運営を夢見る方々に伝えたい言葉は何ですか?

私たちの大阜島ポラリス ペンションは、周辺の多くのペンションのように庭を無くす計画はありません。だから既存の姿を維持しつつ、庭の造園をさらに良い方向に整えるよう気を配ると思います。それとペンション運営者の皆さんに大きくお伝えすることはありませんが、もしこの地で新たにペンションを運営したいとお考えなら、やはり新築が良いと感じます。ただ設計図面をあまり複雑にせず、シンプルに仕上げ、基本オプションをきちんと入れれば、施設運営はうまくいくと信じています。やはり新築ペンションならうまくいくでしょう? (笑)

それと、皆さんも同じ業種である以上、ペンションで起こる事件・事故に関して、みんなで注意し、気を付けるべきだと思います。一人の不注意で業界内で何か問題が発生すると、宿泊業や旅行・レジャー分野はすぐに全国的な全数調査が実施され、他の業者にも損害を与えるんです。だから私も常に安全点検を最優先に考え、継続的にチェックしています。特にポラリス ペンションが木造住宅という点で、火気・火災も気になるので、アダプターなどを交換したり、電気漏電や安全事項を絶えず管理しています。

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Q ONDAのサービスをどのように知り、使ってみていかがでしたか?

さっきお話ししたように、既存の地域予約代行会社を出て、新しい予約管理および販売代行システムをインターネットで調べていた最中でした。そんな中、周辺でONDAを先に使っていた別のペンション社長の紹介で、ONDAのマネージャーに出会いました。最初にONDAと出会ったとき、親切に説明してくださり、たくさん助けてくれたので、ONDAに予約管理と販売代行を依頼したくなり、始めることになりました。

ONDAのサービスを直接利用して、特に悪い点はありません。むしろ良い点が多いので、100%満足と言うべきだと思います。(笑) やはり予約管理に関する部分でONDAが最も大きな助けになったのはもちろん、私がGDS販売代行サービスを一緒に利用しているのですが、その都度プロモーションもあり、イベントも多様で施設販売もよく進みます。こうしたイベントは先着順で進行するので、今後もしっかり申請して、充実したプロモーションの恩恵を受けられたらと思います。

Q 最後に、施設近くの隠れた見どころ、または私だけのおすすめグルメを教えてください!

意外に大阜島はカルグクス(韓国うどん)以外にも食事できる場所が多く、インターネットで有名な名店も多いです。主に団体でいらっしゃるので、あまりご紹介できませんでしたが、今回の機会にたくさんお知らせしないといけませんね。(笑) まず、チョン・ムンギュ美術館の隣のブルドには刺身センターがあります。直接船を持つ船長さんたちが釣りをして食堂を運営している所もあるので、天然の刺身が食べたければそちらをおすすめしたいです。また「ハルモニソモリクッパ&ソクチョコダリネンミョン(おばあさん牛頭スープ&束草スケトウダラ冷麺)」に行くと、牛頭スープ、餃子、そしてスケトウダラ冷麺まで、冷たい料理と熱い料理の組み合わせを味わえます。餃子も半皿、一皿など食べたいだけ注文できます。

「チュギョジュヌン トンチミ麺(殺しのトンチミ麺)」は麺だけでなく多様なメニューがあるので、アサリカルグクスを基本メニューに一つ頼んで、美味しい味噌ニラビビンバやチヂミも一緒に召し上がってください。「イ・ヨンファ キョドンチャンポン」も人がとても多いほど美味しく、その隣のチュオタン(ドジョウ汁)店も良いです。「ジンチョン トジョン スンデクッ(珍川在来スンデスープ)」はスンデスープ、内臓湯、ホルモン鍋すべて美味しいですが、ソウルと比べてホルモンをものすごくたくさんくれるので、ホルモン鍋を特におすすめします。

この他にも豆腐専門店、プデチゲ(部隊鍋)、豚肉炒め、山地鶏、鴨肉など多様なメニューがたくさんある大阜島で、カルグクスだけ食べず、色々なメニューを試してみてください。最後に、個人的にアンフンチンパン(蒸しパン)よりも美味しいと思う大阜島トウモロコシ蒸しパンも、冷めるともちもちして美味しいです。(笑)

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