明洞のカプセルホテル「ザ・カプセル」は、パンデミック直後に稼働率30%まで落ちたが、いまは60〜70%を保つ。旅行客だけではない。出張・面接・通学——一人で合理的に泊まれる場所を求める人々が、彼らを選ぶ理由だ。

♦︎ 施設タイプ: ゲストハウス(カプセルホテル)
♦︎ 住所: ソウル市中区テゲロ45ギル23
♦︎ 客室タイプ: 男性専用カプセルルーム、女性専用カプセルルーム
Q. こんにちは。自己紹介をお願いします。
こんにちは。カプセルホテル「ザ・カプセル」を運営しているチョン・スンホです。マネージャーを務めています。

Q. どのようなきっかけで宿泊業を始められたのですか?
もともとは会社員でした。ただ、働いているうちに閉塞感を感じるようになって。もっと主体的に何かをやりたいと思っていたところ、Airbnbを運営していた知人から「ゲストハウスをやってみないか」と誘われ、2016年に宿泊業をスタートしました。その後、2019年からザ・カプセル明洞を本格的に運営しています。
Q. 「ザ・カプセル明洞」とはどんな施設ですか?
**ザ・カプセル明洞は、34室からなる「カプセルホテル」です。**全5フロアで、男性フロアが3つ、女性フロアが2つという構成。2019年3月から営業を始めました。他のカプセルホテルはインテリア業者に依頼してカプセルを作るケースが多いのですが、私たちは組み立て式で自社設計・製作している点が差別化ポイントです。現在はカプセル自体を製品化して、睡眠カプセルモジュールとしても販売しています。


Q. 主な顧客層はどのような方々ですか?
旅行者の方もいらっしゃいますが、毎週レッスンに通う学生、面接を受けに来る就活生、出張中のビジネスパーソンなど、個人的な用事でソウルに来られる方が多いですね。実際、一人でソウルに来ると泊まる場所って意外と限られるじゃないですか。チムジルバン(韓国式サウナ)は不便だし、ホテルは負担が大きい。**一人で合理的な価格で泊まれる場所として、私たちのカプセルホテルを選んでいただいているんだと思います。**パンデミック前は外国人旅行客も多かったですが、現在は韓国のお客様がほとんどです。
Q. コロナ以降、どのような変化がありましたか?
私たちもパンデミック初期は稼働率の低下を経験しました。客室稼働率が90%台から30%台まで落ちたんです。**でも早期に回復して、今は60〜70%台の稼働率を維持しています。**ソウル市内の宿泊施設は休業したり廃業したり、多くが苦戦している中で、ありがたいことにザ・カプセル明洞には多くの方が来てくださっています。
Q. マーケティングはどのように進めていますか?
Google・NAVERの検索広告とSNS広告を実施しています。検索広告の流入経路を見て興味深かったのが、「ソウル カプセルホテル」や「一人 宿泊」といったキーワードで来られる方が多いんですよ。私たちは旅行目的の方が主体だと思っていたので。さっきお話ししたように、個人的な用事で一人で泊まる場所を探している方が多いんだなと感じています。
Q. ONDAを選んだ理由は何ですか?
私たちは宿泊業を始めた2015年末からONDAをずっと使っています。まず、複数のチャネルから予約を受けるのが最も有利な販売方法だと考えているのですが、**Booking.comで予約を受けて、Agodaで予約を受けて…となると、全部メールで来るわけです。それをまたExcelシートで管理するとなると、すごく手間がかかるし面倒じゃないですか?**それを解決する方法を探していたところ、予約を同期してくれる「チャネルマネージャー」というものを知りました。私が知る限り、当時、JARI(ONDAサービスの旧名称)が韓国では最初のサービスだったので選びました。
Q. ONDAを使って変わったことはありますか?
私たちはONDAを使わなかった時期がないので比較は難しいですが、ONDAの最大のメリットは予約管理にほとんど気を使わなくていいことですね。うちのスタッフの中に他のゲストハウスでも働いていた人がいるんですが、その人たちの話を聞くと、みんなExcelで管理して、メールも随時チェックしなきゃいけないのが大変だったと言っていました。私たちの場合はONDAを使っているのでそういう部分がなく、むしろ予約管理で浮いた時間や労力をお客様のために使えるので、その点がすごくいいと思っています。
Q. ONDAを使っていて便利だった機能はありますか?
他のチャネルマネージャーとも比較したのですが、他と比べてONDAは1つのスプレッドシート形式で、部屋番号と日付まで直感的に見せてくれるのが良かったです。とにかく直感的なインターフェースなので、快適に使っています。他のチャネルマネージャーはリスト形式で表示したり、視覚的に理解しづらい形式が多かったんですよ。
Q. ONDA PMSを使うザ・カプセル明洞ならではのノウハウはありますか?
私たちはカプセル形態なので1人用ベッドなんです。**お客様の好みに応じて、スプレッドシートを通じて客室を割り当てています。**ドミトリーを運営している方にも当てはまると思うのですが、例えばドミトリーを利用する方は下段を好まれるんですよ。上段ははしごを上り下りしなきゃいけないので。それから一人で来られる方が多いので、他のお客様とあまり顔を合わせたくないという方も多くて、客室割り当ての際は下段ベッドから優先的に割り当てて、お客様が同じフロアに同時配置される場合はできるだけ離して配置するなど、そういった部分を調整しています。

Q. ザ・カプセル明洞ならではの運営ノウハウが知りたいです!
私たちは価格感度が非常に高いお客様が多いです。やはり一人で来られる方で、1泊2万ウォン以下の価格帯を想定して来られる方が多いので、1,000ウォン、2,000ウォン変わっただけで稼働率が大きく変動するんですよ。日付別に随時料金を変動させる柔軟な料金制を運用しているのが、私たちのノウハウと言えるかもしれません。
「ラストミニット」といって日付が迫ってから予約される方、あるいは「アーリーバード」といって遠い日付に予約される方がいます。こういった方々にメリットを提供するため、割引を適用する形で運営しています。**料金によって予約が入るパターンが変わるので、それを随時観察して適用しています。**ONDAの日付別料金変更機能を使って、週に3〜4回料金を変えながらお客様の予約パターンを見ています。
料金変更機能は、JARIからONDAにリニューアルされてさらに強力になった機能だと思います。以前はBooking.comに別途ログインして、Airbnbにも別途ログインして、料金を一つ一つ設定しなきゃいけなくて面倒でした。今はONDAの日付別料金変更機能で一括変更できるので、本当に便利に使っています。
Q. ザ・カプセル明洞が描く未来は何ですか?
パンデミック前と後で変わった気がします。パンデミック前は「カプセルホテルを全国各地に複数店舗作って、カプセルホテルチェーンを作ろう」だったのですが、パンデミックを経て事業方向を改善しました。1人用スペースを必要とする場所が増えて、睡眠カプセルモジュールの需要も伸びたんです。オフィス内の休憩スペースに睡眠室として使うなど、多様に活用されています。なので**単なる「宿泊業」というより「空間ソリューション企業になろう!」**という目標を持つようになりました。夢がもっと大きくなったんです。

Q. 最後に、ザ・カプセル明洞にとってONDAとは?
私は宿泊業を始めるときからONDAと出会ったので、ザ・カプセル明洞に限定せず定義してみますね。**宿泊運営者にとってONDAとは「必要不可欠な存在」**だと思います。宿泊業を始めてから今までずっと一緒に歩んできたパートナーでもあります。ONDAがなかったらどれだけ不便か…想像もつかないですね。(笑)