バーティカル旅行アプリで宿を売るべきか?
直近の旅行、どんなプラットフォームで宿を予約しましたか? ヤノルジャ、ヨギオッテ、NAVERのような韓国プラットフォームからAgoda、Airbnbなど海外OTAまで、世の中には数え切れないほどの予約チャネルが存在します。
普通なら、最も安いか良い特典を出してくれるところで予約すればOK。でもペット同伴や子連れ旅行を計画する時は、「犬OK?」「子ども向け設備は?」と、もう少し具体的な検索が必要です。
最近「ペットケーション」「キッズケーション」などペット・子連れ旅行の需要が増え、特定分野の旅行商品を専門提供するバーティカル旅行サービスが急成長中。愛犬ペンション・キッズペンションを運営中の宿泊事業者なら、このチャネルに注目すべき時です。
バーティカル旅行サービスとは?
聞き慣れない用語かもしれません。
まず**バーティカルコマース(Vertical Commerce)**とは、垂直(Vertical)と商業(Commerce)の造語。様々なカテゴリーではなく、特定分野に集中して専門的に商品を提供する形態を指します。
同じく**「バーティカル旅行サービス」**とは、愛犬・キッズ・キャンプなど特定分野の旅行商品だけを専門キュレーションして提供する旅行サービス。

ペット同伴可の宿だけを厳選提供する「반려생활(ペット生活)」と、キッズペンション・レジャーなど乳幼児同伴旅行商品を扱う「놀이의 발견(遊びの発見)」などが代表例です。
ペット&乳幼児同伴旅行市場が成長し、その分野に特化したバーティカル旅行サービスも注目を浴びています。既存の旅行プラットフォームもペット・キッズカテゴリーを別途ローンチして市場を狙っていますね。
で、どれくらい成長したのか?
バーティカル旅行サービスの利用者が増え、新プラットフォームも続々登場。韓国のバーティカル旅行サービスは急激な成長曲線を描いています。

ONDAのデータを見ると、昨年ペット・キッズ・キャンプなど特定分野の宿を集中提供するバーティカル旅行アプリの売上は、前年比92.31%増加。
ペット家族、キッズケーションなどペット&乳幼児同伴旅行の需要が高まるほど、関連旅行商品を専門提供するバーティカル旅行サービス経由の予約は今後さらに増えるでしょう。
バーティカル旅行サービスが注目される理由
まず、顧客が求める旅行スタイルに合う宿だけを選別提供するため、利用満足度が高い。希望の宿を素早く正確に見つけられます。
バーティカル旅行アプリには、ペット同伴・乳幼児同伴など特定旅行形態にフォーカスした口コミが豊富。「大型犬が駆け回れる庭がある」「5歳児には深すぎるプール」のように、宿選びに役立つリアルな利用後レビューが集まっています。
また、特定旅行分野への高い理解を基に旅行者向けカスタマイズサービスを提供。単なる宿予約だけでなく、ペット&乳幼児同伴旅行者が必須とする情報を一緒に提供し、関連プロモーションも継続実施しています。
バーティカル旅行アプリで宿を売るべきか?
KB経営研究所が発表した2023韓国ペットレポートによると、韓国のペット飼育世帯は552万世帯、ペット飼い主は1,262万人。ペットと旅行に出かけたい人が増え、ホテル・旅行会社・航空会社など旅行業界全体が関連商品を出しています。

家族旅行需要も安定して続く見通し。コンシューマーインサイトの2023年12月国内・海外旅行動向分析によると、乳幼児&成長期の子どもがいる世帯で国内宿泊旅行の経験率・計画率が全タイプ中最も高いという結果に。
ペットや子どもと有意義な時間を過ごせる宿を探すため、バーティカル旅行サービスを利用する旅行者も増えるでしょう。愛犬&キッズペンションを運営する宿泊事業者にとっては、宿の特徴に合う新しいバーティカル旅行チャネルを先取りし、良い口コミを積み上げることがますます重要ですね😀