静かな海辺の宿で愛犬とプライベートに過ごせる場所
愛犬と旅する全国宿探訪
02. 江陵 海辺の村のペット同伴ペンション、エル・カミーノ
Writer : ペク・スンイ 作家
Editor : ONDA コ・ジヘ マネージャー
私にはずっと夢見ているロマンがひとつある。海の見える宿で愛犬と1ヶ月暮らし。愛犬と暮らす人なら、毎日の散歩のために人のいない広い場所を探し回る気持ちが分かるはずだ。公園や運動場もいいけれど、自然をそのまま感じられる海辺もまた、愛犬と過ごすのにぴったりの場所になってくれる。
夏が訪れるたびに私も愛犬とビーチ旅行を計画する。最近多くの人が訪れる場所は避けたいので、静かな海岸沿いの宿を探した。そうしてマロリと向かったのが、_江陵のサチョン海辺、静かな海辺の村に位置する「エル・カミーノ ペンション」_だ。
安心して駆け回れる庭


まるで子どもの頃、お正月のたびに訪れた田舎の実家のような雰囲気のエル・カミーノ ペンション。一番気に入った空間は、太陽の光がたっぷり降り注ぐガラス窓続きのリビングだ。外で駆け回る愛犬の姿を眺められる特等席だからだ。エル・カミーノには愛犬が自由に走り回れる庭が用意されている。庭の周囲にはフェンスが設置されていて、より安心できた。また、建物が段差のない平屋なので、愛犬たちも自由に出入りできて満足だった。
愛犬向けDIY家具&小物

この宿で最も印象的だったのは、愛犬向けの「DIY家具と小物」だ。まず庭には、まるで_「ただ庭で走るのは退屈でしょ? 私が作った遊具で遊んでみない?」_と語りかけてくるようなDIYスタイルの遊具が配置されている。マロリも初めて見る遊具に興味津々だった。


客室内部も、オーナーのこだわりが感じられるDIY家具と小物で溢れていた。食器から寝床まで、他所では見られないDIYスタイルだ。ほとんどの宿は人間用のベッドしか気にしないが、ここは愛犬用の寝床まで用意してくれている宿は初めてだった。また、「ペット同伴宿」というと小型犬中心に準備されている場所が多い。だがここは小型犬だけでなく、中型犬、大型犬が来ても不便なく過ごせると感じた。マロリもここに滞在する間ずっと快適そうだった。
温もりを感じさせるインテリア




温かみのある黄色い白熱灯とクッションを活用し、柔らかな印象を与えるインテリアが目を引いた。室内のインテリアは柄物の小物を使い、北欧のスカンディナビアンデザインで演出されているようだった。ベッドのある部屋は真っ白な壁と天井で統一されており、壁には感性的な文言が刻まれている。「二度と来ない今日を後悔なく幸せに」 ここに滞在する間、その言葉に出会うたび心の中で繰り返し読み、微笑んだ。
いつでも、海辺へ

ペンションの目の前、すぐ道路を挟んだ向こうには海辺がある。サチョン海辺、正確にはスンポ海辺だ。江陵の他の有名な海辺より静かで、犬が思いっきり走り回るのに最適だ。はしゃぐマロリの姿を見て、私も嬉しくなった。この宿を選んだ理由のひとつも、まさにこの海辺だ。その気になればいつでも海辺を散歩できるなんて、愛犬と暮らす人にとっては大きな魅力でしかない。口だけで「海辺の目の前」と謳う場所も多いけれど、ここは本当に「海辺の目の前の宿」だ。
エル・カミーノ ペンションを離れて


「エル・カミーノ」とはスペイン語で「道」という意味だそうだ。愛犬と旅する中で出会った宿も、旅の道で出会った場所だからこそ、記憶に長く残るのだと思う。人間よりも時間の流れが速いペットとともに生きる中で、ひとつでも多く共有したいという思いで出かけた江陵旅行。静かな海辺の村、一棟貸しペンションでプライベートに楽しみながら、マロリとまたひとつ思い出を作った。

📖 連載目次
01. 江原道 平昌のペット同伴リゾート3軒— ラマダ/フェニックス/アルペンシア
02. 江陵 海辺の村のペット同伴ペンション、エル・カミーノ
03. チェックインからチェックアウトまで愛犬のための場所、江陵 セントジョンズホテル
04. 仁川ペットカンスパッケージ ザ・ウィークエンド リゾートを満喫する方法!