2023年の旅行業界は、コロナ前への「回復」を超え、一部領域ではパンデミック以前よりも成長する姿を見せました。2024年、どんな旅行需要が業界の持続的発展を牽引するのでしょうか。Booking.com、Skyscanner、Expediaの予測に、ONDAのインサイトをひとさじ添えてお届けします。
読者のみなさま、2024年最初のWeekly ONでご挨拶を申し上げます。2023年の旅行業界は、パンデミック前への回復に向けて懸命に駆け抜けた一年でした。2024年には完全な正常化が期待されるという見通しが各所から上がっています。
今年もWeekly ONは、有益なホテル・宿泊業の動向、ホスピタリティのトレンドをお届けします。毎週火曜日、あなたのメールボックスでお会いしましょう🌅
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今週のWeekly ON
🏨 グローバルBig3 OTAが共通に挙げる2024年旅行トレンド
💡 コロナ後、様変わりした中国人訪韓観光のトレンド
⌨️ #ホテル雇用許可制 #違法宿泊パパラッチ #2023年国内旅行 #航空需要正常化 #Top100旅行先
🏨 業界トピック
グローバルBig3 OTAが
共通に挙げる2024年旅行トレンド
2023年の旅行業界は、コロナ前への「回復」を超え、一部領域ではパンデミック以前よりも成長する姿を見せました。グローバルOTAは競うように過去最大の実績を上げ、韓国ではコロナが抑え込んでいた海外旅行需要が爆発。日本旅行はコロナ前の需要を超えました。
これから先は? Research And Marketによると、2030年までオンライン旅行市場は年平均13%成長するとのこと。他業界と比べても、旅行業界の成長見通しははるかに明るいと言えます。
2024年の韓国も、インバウンド拡大、旅行の多様化などで旅行業界は着実に成長すると予想されます。では、どんな旅行需要が業界の持続的発展を牽引するのでしょうか?
Booking.com、Skyscanner、Expediaの予測に、ONDAのインサイトをひとさじ添えてお届けします。
「旅行」は自分への最高のギフト
Booking.comは「旅行の主役は私! 自分を再創造するチャンス」と分析。同時に、韓国人旅行者の42%がより豪華な旅を楽しむため近距離に向かうという調査結果も提示しました。
Skyscannerも「韓国人旅行者の22%(米国旅行者の38%)が、2024年に予定する旅行の航空便をビジネスまたはファーストクラスにアップグレードする計画」という調査結果を発表。
2024年も2023年の低成長・高物価の影響で、多くの人々の生活は厳しさを増しています。それでも私たちの暮らしには「解放区」が必要です。普段は支出を抑えても、思い切って出かける**「旅先」では普段よりも財布の紐を緩めたい——それが多くの人に共通する思い**のようです。
旅行は自分に贈る最高のギフト。だからこそ、許容範囲の「スモール・ラグジュアリー旅行」が注目を集めているのです。
グローバルコンテンツ = グローバル旅行
Netflix、Disney+のようなグローバルOTT(Over The Top)が普及する前、全世界が同時に熱狂するコンテンツは「ワールドカップ」「オリンピック」のようなスポーツ大会、世界中の劇場で公開されるハリウッド映画くらいでした。
今やOTTの「韓国ドラマ」を世界中の人々が同時視聴できる時代。かつて「冬のソナタのロケ地」を訪れる日本人観光客程度に留まっていた**「聖地巡礼」「スクリーン・ツーリズム」が拡大する見込み**です。
Expediaは「特に韓国人旅行者は、一般TVやOTT独占コンテンツがFacebook、TikTokなどより旅行決定により大きな影響を及ぼす」と分析。
韓国人旅行者の81%(グローバル50%以上)が、TVや映画で見た旅行先を検索・予約した経験があると回答しました。
旅行は食とともに
「美味しい食べ物」は依然として最も強力な旅行動機です。Booking.comは「韓国人旅行者の79%(グローバル81%)が現地で有名な伝統料理を体験したいと答え、料理の由来や食文化に関心を持つ旅行者も多い」と伝えています。
Skyscannerも「なんと韓国人旅行者の41%(米国旅行者の47%)は、訪れたいレストランがあるという理由で旅行先を決定し予約した経験がある」と説明しました。
休息の重要性
「ノンアルコール旅行」という言葉、ご存知ですか? 私は今でも旅に出ると当然「一杯」を思い浮かべるのですが、Expediaの調査によると「韓国人旅行者の76%(グローバル40%以上)が2024年にデトックス旅行を計画」とのこと。「旅行中の節酒理由として健康(27%)を挙げ、家族同伴休暇時(24%)に飲酒抑制傾向が大きい」と言います。
加えて「快眠旅行」というキーワードも頻繁に登場しています。健康な旅、休息のある旅の重要性が高まっていると分析できますね。
ここまで、グローバルOTAが提示した主要キーワードに基づき、4つの旅行トレンド ▲スモール・ラグジュアリー ▲コンテンツ聖地巡礼 ▲食 ▲休息 を見てきました。
各プラットフォームが提示した主要キーワードは、以下のリンクでご確認いただけます。
👉< グローバルOTAが展望する2024年旅行トレンドを確認する>
💡 ホスピタリティトレンド
コロナ後、様変わりした
中国人訪韓観光のトレンド
2023年の中国人訪韓観光客数は約200万人を記録しました。2019年の訪韓規模600万人には大きく及ばないものの、2022年より8倍増加した数値です。昨年下半期に入り急回復した中国訪韓観光は、コロナ前とどう変わったのでしょうか?
文化体育観光部と韓国文化観光研究院によると、中国人訪韓観光は女性、2030世代、個別観光を中心に急速回復しました。2023年に韓国を訪れた中国人訪韓客の割合を見ると、女性が61.2%、2030世代が57.9%を占めました。
平均同行人数は2019年の5.1人から2023年2.1人へ減少し、少人数で個別観光を好む傾向が明らかに。平均滞在期間も同期間7.2日から9.1日へ約2日増加しました。
免税店・百貨店ショッピングよりも宿泊、飲食店、医療サービス、文化・娯楽を好む観光客が増加。特に中国人観光客が文化・娯楽に支出した費用は2019年より4倍ほど増えています。
また、中国人海外旅行の回復は2024年に本格化すると予測。ソーシャルメディアと動画サイトで旅行情報を収集する中国人観光客が明らかに増えた分、多様なチャネルを活用したマーケティングが必要そうです。
詳細は以下のリンクでご確認ください!
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⌨️ キーワードニュース
1️⃣ ホテル雇用許可制 👉[全文ニュースを読む]
ひと言: ホテル・コンドミニアム業、E-9ビザ外国人労働力導入を許可
詳細: ホテル・コンドミニアム業に雇用許可制外国人労働力(E-9ビザ)導入が許可されます。ソウル・釜山・江原道・済州に位置するホテル・コンドミニアムに試験導入され、早ければ来年4月から申請可能の予定です。
職種は? 清掃員、厨房補助職種に導入。ホテル・コンドミニアムと清掃などの専属契約を結んだ協力会社、直営飲食店でも外国人労働力を雇用できるようになります。
2️⃣ 2023年国内旅行 👉[全文ニュースを読む]
ひと言: 2023年韓国人国内旅行、8月・10月に最多
詳細: Trip.comデータによると、2023年韓国人の国内旅行は8月休暇シーズンと10月秋夕・ハングルの日連休期間に最も多かったことがわかりました。
地域は? 国内旅行先Top 10は、ソウル、済州、西帰浦、釜山、仁川、江陵、束草、麗水、大邱、慶州。このうち宿泊客が最も多かったのはソウルでした。
3️⃣ 違法宿泊パパラッチ 👉[全文ニュースを読む]
ひと言: 済州、違法宿泊施設通報報奨制度導入を要請
詳細: 済州道が違法宿泊パパラッチ制度導入を保健福祉部に要請する計画です。未登録宿泊施設の違法営業事例が増加し、道内取締件数も毎年400〜600件に上っています。
済州の宿は? 済州地域の宿泊施設は7211か所で、5年間に39.2%増加。特に市場参入が容易な農漁村民泊は5年前より48.2%急増した5731か所と判明しました。
4️⃣ 航空需要正常化 👉[全文ニュースを読む]
ひと言: 2023年仁川空港旅客実績、コロナ前の79%
詳細: 仁川国際空港公社が2023年旅客実績を2019年の79%水準と予測しました。日本、東南アジア路線回復で2022年より200%以上増の5600万人を記録。
見通しは? 今年は96〜101%水準に回復し、コロナ前の航空需要水準に近接すると予測しました。
5️⃣ Top 100旅行先 👉[全文ニュースを読む]
ひと言: 世界100大旅行先、ソウル14位・釜山60位に選定
詳細: グローバル市場調査企業Euromonitorが選定した世界100大旅行先にソウルが14位、釜山が60位に選ばれました。上位10都市中7か所は欧州で、欧州外都市はドバイ、東京、ニューヨークがランクイン。
アジアは? 上位20位に入ったアジア都市は、東京(4位)、シンガポール(11位)、ソウル(14位)、大阪(16位)、香港(17位)で、アジア諸国の成長が目立ちました。