TL;DR

今回は宿泊施設の運営とオンラインマーケティングに欠かせない基本用語をまとめました。ADR、RevPAR、PMS、CTR、SEM、ROI…。業界用語を理解すれば、トレンドを読み解き、業務の専門性を高める大きな武器に。混同しがちな用語があれば、今回のWeekly ONに注目してください!

こんにちは。今回は宿泊施設の運営とオンラインマーケティングに必須の専門用語を整理しました。ADR、RevPAR、PMS、CTR、SEM、ROI…何のことか、すぐ説明できますか?曖昧な用語があればぜひ今回のWeekly ONをチェックしてください!

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今回のWeekly ON

🏨 宿泊施設運営&オンラインマーケティング必須用語を押さえる

💡 ニューヨークの短期賃貸規制後、ホテル業界は?

⌨️ #3月旅行月間 #宿泊旅行シェア #旧正月海外旅行 #ソウルMICE観光 #釜山特級ホテル


🏨 業界トピック

宿泊施設運営&オンラインマーケティング

必須用語を押さえる

宿泊業は客室運営からゲストサービスまで非常に幅広く、多様です。小さなペンションひとつ運営するにも、顧客のジャーニーごとに使う専門用語が驚くほど多い。業界用語を理解すれば、業界の流れをつかみ、業務の専門性を高める大きな助けになります。

今回は、ホテル・宿泊業界でよく使われる専門用語をピックアップしました。ホテル業界だけでなくOTA、インターネット広告関連の用語も合わせて取り上げています。

ただし業界のプロの方には簡単すぎる内容かもしれません。

「上半期に進めたSEOとCPAパフォーマンスマーケティングの成果で、当ホテルのRevPARが5%上昇しました。ただしチャネルマネージャーのエラーで何度かオーバーブッキングが発生。PMSとの連携を強化してこの問題を解決しなければなりません」

「いずれにせよ、増えたお客様にさらに満足いただきアップセリングを促し、ADRまで向上させるのが今年下半期の目標です」

ややぎこちない文章ですが、例なのでご容赦を。上の文に出てきた専門用語がすべて理解できる方は、わざわざこの記事を読む必要はないかもしれません🙂

また本記事では、業界で略語としてよく使われる用語は基本的に略語表記の後ろにカッコで正式名称を記し、主に英語の原文がそのまま使われている場合は英文をそのまま表記しました。

(画像:生成AI Dall-E)
(画像:生成AI Dall-E)

宿泊施設の収益管理用語

**(1)ADR(Average Daily Rate、平均客室単価)**と **(2)RevPAR(Revenue Per Available Room、販売可能客室1室あたりの売上)**は、ホテルの財務パフォーマンスを測る中核指標です。

ADRは客室販売の総売上を販売客室数で割った値。自分のホテル・宿泊施設の平均販売価格が分かります。当然、ADRが高いほど良い施設になりますよね?

ただしADRを見るときは **(3)OCC(Occupancy、客室稼働率)**も重要です。ADRが高くても保有客室の半分も売れていないなら、結局価格が高すぎて顧客が来ないという話になりますから。

ADRにOCCを掛けるとRevPARが出ます。これは販売可能な客室1室あたりで得られる売上。このRevPARが業界平均に比べて低ければ、何か自社施設に問題があると考えられます。

こうした指標を管理するための活動を **(4)RM(Revenue Management、レベニューマネジメント)**といいます。ホテルの需要を予測して価格を最適化する非常に専門的な領域。最近はこれを自動化したり価格決定を支援するITサービスも多数登場しています。

RMについてさらに詳しく知りたい方は、ONDAの別の記事「ホテル経営の華、Revenue Managementが重要な理由」をご参照ください。

RMと類似の用語に **(5)Yield Management(イールドマネジメント)**もあります。RMが客室を含むホテル・宿泊施設全体の戦略を指すのに対し、YMは予約タイミングに応じて柔軟に客室価格を設定するなど、客室のような特定の売上源の収益を極大化することだけを指します。

予約とチェックイン

顧客が予約を経てホテルに到着するまでのジャーニーを説明する部分。ここは **(6)No Show(ノーショー)**や **(7)Overbooking(オーバーブッキング)**のように直感的に理解できる用語が多いです。

No Showは飲食店でもよく使う言葉。予約した客が到着しなかったときに使う用語で、文字通りゲストが現れなかったという意味です。

Overbookingは、利用可能客室より多くの予約客が発生したときに使う言葉。最近はOTA、ポータル、Eコマース、ホテル公式サイト、旅行会社など多様なルートから予約が入るのですが、こうした多様なチャネルを通じた予約が同期されず、キャパシティを超えた予約を受けてしまうケースがしばしばあります。

(実はOverbookingには特効薬があって、韓国にONDAという会社があります。ゴホン)

**(8)Walk-In(ウォークイン)**という用語もよく使われます。予約なしで直接宿泊施設を訪れた顧客を指します。

宿泊施設運営の用語&プログラム

英語で宿泊業を意味する言葉は **(9)Hospitality(ホスピタリティ)**です。辞書的には喜んで迎えて手厚くもてなすという「おもてなし」を意味しますが、それだけ顧客を快適に、幸せにすることが宿泊業の本質と言えるでしょう。

**(10)HouseKeeping(ハウスキーピング)**は、客室および各種施設の清潔さを維持する活動を指します。ホテルのレビューで最悪の評価は、おそらく「汚かった」という評価でしょう。それほど宿泊施設の評判に直結する、最も重要な基本中の基本です。

**(11)Upselling(アップセリング)**は、すでに確保した顧客により良い設備・サービスを備えた客室へのアップグレードを提案することを指します。Booking.comによれば、過去にはフロントデスクで多く行われましたが、最近は顧客が到着する前にさまざまな方法で提案してADRを高める戦略がよく使われているとのこと。

また、最近は宿泊業のデジタルトランスフォーメーションのスピードが速くなっています。**(12)PMS(Property Management System、客室管理システム)**と **(13)Channel Manager(チャネルマネージャー)**などと連携し、オンライン客室予約がすぐに自社施設のすべてのシステムに適用され、関係者全員が施設の状況を把握することが重要です。

そのほか成功する宿泊施設運営とオンラインマーケティングに必要な専門用語には何があるでしょうか?下記リンクで確認してみてください!

👉<必須宿泊運営&オンラインマーケティング専門用語20選>


💡ホスピタリティ・トレンド

ニューヨークの短期賃貸規制後

ホテル業界は?

世界の主要観光地では、実居住用住宅不足、賃料上昇、観光客増加に伴うオーバーツーリズムなどを理由に、短期賃貸への規制を強化しています。特にニューヨーク市はAirbnbを含む短期賃貸に強力な規制を実施しました。短期賃貸規制はホテル業界にどのような影響を与えたのでしょうか?

👉 どんな規制?

ニューヨーク市は昨年9月から短期賃貸登録法に基づく規制に着手しました。ニューヨーク住民が居住地を30日以内で賃貸する場合、賃貸人の口座情報と賃貸収益を義務的に申告するよう定め、ニューヨーク市はそれに基づいて観光税、販売税、ホテル税などを課税し始めました。

また賃貸期間中はホストが常に常駐しなければならず、宿泊客は最大2名に制限。民泊プラットフォームも賃貸人の登録申請をニューヨーク市が承認したか確認することが義務づけられ、違反時には罰金が科せられます。

その結果、昨年8月にニューヨーク市で約13,500件だった30日以下の短期賃貸宿泊施設が、12月には3,000件未満に激減したとのこと。

👉 規制後のニューヨークホテル業界の状況は?

短期賃貸規制施行後、ニューヨークのホテル業界は好況を享受しています。ニューヨークの賃貸宿泊施設の大部分が中長期滞在に運営方針を変えたことで、ニューヨークのホテルのOCCは全米で最も高い数値を記録ADRは11%増の393ドルを記録し、RevPARも15.6%増。同期間の全米ホテルのRevPAR平均増加率はわずか0.3%にとどまりました。

詳細は下記リンクからご確認ください!

👉<全文を読む>


📬 ONDAニュース

ONDAが▲Pension Plus営業 ▲Pension Plusパートナーマネージャー ▲販売チャネル戦略・運営マネージャー ▲CSセンターマネージャー職種で大規模採用を実施します!

今回の大規模採用の中心はペンション事業。営業職ということもあり、これまでにない破格のインセンティブ制度を用意しました。上限を設けず、実績に応じて無制限にインセンティブを支給します。

旅行・宿泊業界の経験者を優遇しますが、ペンション営業の経歴がない方でも業務に十分慣れるよう、ONDA製品とペンション業界について詳細な教育をオンボーディング過程にきめ細かく配置。

ONDAのテクノロジーで宿泊業界を革新していくエネルギーあふれる方々の応募をお待ちしています!

👇 詳細はONDA採用ホームページでご確認ください。

👉<ONDA採用ホームページを見る>


⌨️ キーワードニュース

1️⃣ 3月旅行月間 👉[全文を読む]

ひと言: 3月旅行月間、宿泊割引クーポン11万枚配布

詳細: 2月20日から3月31日まで「旅行月間」キャンペーンが実施されます。27日からは40のオンラインチャネルを通じて宿泊割引クーポン11万枚が配布される予定。

クーポンは? 過去のキャンペーン同様、5万ウォン超の宿泊商品予約時に3万ウォン割引が提供され、非首都圏地域の宿泊施設に限定されます。文体部は6月の「旅行月間」でも宿泊クーポンを配布する計画です。

2️⃣ 宿泊旅行シェア 👉[全文を読む]

ひと言: 江原道、国内宿泊旅行地シェア1位

詳細: 昨年12月基準、江原道(20.8%)が国内宿泊旅行地シェア1位に。釜山市、全羅南道、慶尚北道、済州道、京畿道、ソウル市が続きました。江原道は今後の旅行予定地でも圧倒的1位を記録。

宿泊施設は? 同期間ホテルの利用率は前月比2.1%p増加した一方、ペンションの利用率は冬季になり2.8%減少しました。

3️⃣ 旧正月連休海外旅行 👉[全文を読む]

ひと言: 旧正月連休、仁川空港利用客がコロナ前の96.7%まで回復

詳細: 今年の旧正月連休、仁川空港の1日平均利用客が昨年より53.2%増の約19万5千人を記録。コロナ後の連休で最高実績を記録し、2019年旧正月連休の96.7%まで回復しました。

訪韓観光は? Trip.comによれば、今回の旧正月連休の訪韓外国人観光客の予約が昨年より約40%増加。地域別では日本、香港、台湾、タイ、米国の観光客の需要が高かったとのこと。

4️⃣ ソウルMICE観光 👉[全文を読む]

ひと言: ソウル市、MICE観光客120万人誘致目標

詳細: ソウル市が今年MICE産業育成のため、前年より約15%増額の90億ウォンの予算を投入。MICE観光客120万人誘致を目標にイベント誘致だけでなく、ブレジャー観光活性化などを積極支援する方針。

イベントは? 特にソウル市は参加者3000人以上の中大型イベントと、AI、ロボット、バイオ、フィンテック、創造産業などソウル市5大核心産業に関連するMICEイベントを集中誘致する計画です。

5️⃣ 釜山特級ホテル 👉[全文を読む]

ひと言: 釜山5つ星ホテル、昨年8軒→今年1月10軒

詳細: 釜山が5つ星特級ホテル激戦地になっています。昨年8軒だった釜山の5つ星ホテルが今年1月基準で10軒に増加。そのうち7軒が東釜山圏に集中し、激しい競争を繰り広げています。

展望は? エンデミック後、既存ホテルも競争力強化のためのリニューアルに着手。来年にはグローバルホテルブランド「バンヤンツリー海雲台釜山」も開業を控え、競争はさらに激化する見通しです。